静岡県西伊豆町ロケハンツアー実施！歴史ネタや洞窟・温泉などの撮影場所をまるごとロケハン！

写真：堂ヶ島エリア

　一日目に訪れた堂ヶ島は、西伊豆町の観光名所。

海の干満の差により陸と地続きになるトンボロ現象も起こる珍しい島です。

また、天然記念物に指定された天窓洞は、丸く抜け落ちた天窓から差し込む光によって、洞くつ全体が青く照らされることから。「青の洞くつ」とも呼ばれています。

　こうした神秘的な堂ヶ島は、3人からも好評でした。

高瀬さんは「天窓洞を含めたトータルイメージで売り込むと、いろいろ可能性が出てくると思う」と、

増田さんは「設定で伝説を組み込めば、新たな名所になる」と、堂ヶ島の可能性を評価してくださいました。

写真：堂ヶ島エリア

さらに一日目には、西伊豆町星野淨晋町長へ表敬訪問も行いました。

地域の声と制作者の希望を直接話し合う、貴重な機会となりました。

写真：西伊豆町星野町長と映像制作者の皆様

映像制作者の皆さんからは「TOP自らがロケの誘致に積極的なので本当にありがたい！

町一体となり、体制を整えようとしている熱意が感じられました」と、今後の期待感を語っていただきました。

二日目には旧田子中学校や沢田温泉、やまびこ荘など、地域に根付いた歴史を感じさせるロケ地も訪ねた。

写真：仁科川

写真：やまびこ荘

中でもカネサ鰹節商店の奥深い歴史に、三人とも創作意欲が湧いたそうです。

田子地区は、明治から昭和にかけて漁業を中心とした鰹節加工業が栄え、主にご贈答用として、お祝いの席に多く使われていました。

しかし、オイルショックや200海里問題などで、かつお船の衰退し、平成の田子地区の鰹節製造店は、4軒となってしまいました。

こうした盛衰を経て、カネサ鰹節店は伝統製法を守り続けています。

こうした歴史を知り、高瀬さんは「西伊豆特有の物語が作れる」、

増田さんは「見ると何かを撮りたいと感じられる」と評価。

撮影意欲を掻き立てる魅力があることがわかりました。

ロケハンツアーを通じて、西伊豆町の土地だけでなく、人や町自体の面白味を感じて頂きました。

感動的な自然と深い歴史がある西伊豆町では、満足のいく画が撮れること間違いなし。

是非撮影してみては？