「第4回ロケツーリズムアワード」で地域大賞を受賞した千葉県茂原市。
2018年10月にロケの本格的な受け入れをスタートしてから、撮影実績は2年で104件。
コロナ下でも多くの映像作品を誘致してきた茂原市の愛される理由を探ります!
強み1:官民一体の協議会も立ち上げ、ロケの受け入れを行う仕組化
▼2018年10月、「千葉もばらロケーションサービス」設立
茂原商工会議所 秋葉吉秋会頭を会長、田中豊彦市長を顧問とし、
官民一体の撮影サポート組織「千葉もばらロケーションサービス」が誕生。
警察署や消防署などもメンバーに含んでいます。
▼ロケ地紹介DVDの作成
ロケ地・茂原市の魅力を映像にまとめ、制作者に向けて1000枚を配布。
制作者からは「端的でわかりやすくて良い」「興味味を持つきっかけになった」という声が寄せられました。
▼ロケ応援団「もばロケ☆ネギらい隊」を結成!
『もばロケ☆ネギらい隊』という市民ロケ応援団が誕生。
メンバーは、地元の飲食店関係者やホテル関係者、鮮魚店、建具店などさまざま。
ロケ受け入れ時の協力、ロケ現場の監視や誘導、差し入れなどの”おもてなし”もしている。
≪千葉県茂原市の体制図≫
強み2:放送作品、大作の公開時に宣伝タイアップ協力が可能!
公開に合わせて各作品のパネル展を開催。
ロケ地観光パネル、ロケ地マップを作成し、観光客が巡れるツール作成とともに、作品の宣伝に繋がる仕組みを作りました。
▽ロケ地マップ
▽ロケ地パネル
市の広報誌やSNSでの公開前から発信し、シビックプライドに繋げています。
作品の公開のタイミングで、シーン写真や撮影時の様子を発信することで作品のPRとコロナ下のマイクロツーリズムを体現する事例となりました。
強み3:コロナ下でも撮影を受け入れ。徹底した感染対策でロケ誘致!
AbemaTVで放送された人気若手俳優オーディション番組『主役の椅子はオレの椅子』。
歌舞伎俳優・尾上松也さんがMCを務めるこの番組は、コロナ下真っ只中の2020年8月に茂原市で撮影されました。
企画がスタートしたのは、緊急事態宣言の発令が見込まれていた頃。
撮影スタッフは「ロケハンのための移動も難しい」「撮影を受け入れてくれる地域が少ない」といった制限の中での制作を余儀なくされたのです。
そこで、柔軟な対応を見せたのが、これまで豊富なロケ受け入れの実績がある茂原市。
ロケは田中豊彦市長自ら交渉し、誘致。
・ロケハンは最小限の人数で
・打ち合わせはオンラインを活用
・出演者・スタッフの検温の実施
・マスクやアクリル板、フェイスシールドの着用
・こまめなアルコール消毒
などの感染対策を徹底し、ロケハンからクランクアップまでをサポートしました。
▽『主役の椅子はオレの椅子』撮影スケジュール
この実績もあり、コロナ下でも映像制作者からの撮影の問い合わせは絶えず舞い込んでおり、2021年1月クール以降のドラマも茂原市で多数撮影されています。
このように、千葉県茂原市をはじめ、
ロケツーリズム協議会・ロケなび!で紹介している地域は一体となって撮影をサポートしています。
『こういう相談がしたい!』という場合は、是非ロケなび!編集部へお問合せください!
このページに関する問い合わせ先
「千葉もばらロケーションサービス」はじめ、ロケ協力組織のある地域のお問い合わせは
ロケなび!事業部まで、お気軽にどうぞ♪
TEL :03-5157-0567
※「ロケなび!」とは http://locanavi.com/about/