年々まちの開発が進む都会。
人が集まる華やかな文化を生み出す“都会”はいつの時代も魅力的。
でも実は今ひっそりとブームになっている場所が都会の喧騒から離れた“路地裏”。
路地裏ならではの“昭和”の香りが残る風景は、デートスポットや、若者の “インスタ映え”スポットとしても注目度が上昇中なんです。
そんな秘かな路地裏ブームと到来の中で、まだまだ知られていない「三重県鳥羽市答志島」のロケーションスポットをご紹介いたします!
迷路のような路地には独自の島文化が残る“答志島”
答志島は、鳥羽港からの定期フェリーで約20分で到着する人口が約2,500名 “離島”です。
答志島へ向かう船ではカモメも歓迎(?)してくれる。
“答志島”の名前の由来のひとつに…。
冬至の頃、伊勢神宮の方角 から眺めると、その島から朝日が昇っているように見えるという。
やがてそこは「冬至の島」と呼ばれるようになり、いつしか「答志島」に変化した。
という、名付けに種々の説があり、既にパワースポット感満載の答志島。
伊勢湾を一望する答志島の小高い丘の上からは、天気が良ければ神々しい富士山が見えることも。
そんな、はるか昔の時代から、伝説と大自然の恵みを授かってきた答志島。
答志島の島内を歩けば、青い空と青い海が目の前に広がり、伊勢湾では漁船が行き交う。
都会からの喧騒から離れた神様の“パワースポット”でエネルギーが充電できること間違いなし!
まるで迷路のような独自文化に富んだ島! それが“答志島”!!
答志島では道路から脇道に入ると、ノスタルジーを感じる集落と迷路のような小道があらわれる。
どことなく昭和の香りを残した集落と迷路のような小道を歩き続けるとワクワクした冒険のような感覚に。
漁師が魚を持って帰って来た時に手早く捌けるようにと家の近くには水洗いの設備が。
そして、2mほどの家と家の間の路地は、迷路のように入り乱れているが必ず港に出られるようになっている。
但し、1か所だけ港に通じない行き止まりの場所があるので現地で探してみて!
答志島の路地裏の小道では、所々に昭和を感じさせる看板や風景が広がる。
答志島の家々に付いている「まる八」マーク!?
島の家々に描かれた「マルハチ」のマーク
島を歩いていると気になるものと遭遇。
島の家々に描かれている、なんとも暗号のような「マルハチ」のマーク。
島でただ一つの豆腐屋さんの豆乳は絶品。
小道を入っていくと答志島でただ一つの豆腐屋さんの山下さん夫婦2人で経営する山下豆腐店を発見。
1杯70円で作りたての自家製豆乳を飲むことができる。
撮影の合間で、地元ならではの味を味わいたい方におすすめ!
答志島の路地裏の魅力を実際に訪れて雰囲気を味わって欲しい!
まだまだ、島内には“じんじろ車”と呼ばれる、島のおばあちゃんたちが魚を運ぶための荷車があったり。
港では競りや干物の風景、海女(あま)さんが今もサザエやアワビを素もぐりで捕っている。
また答志島では、寝屋子(ねやこ)といった独自文化が伝承されているので、旅番組のネタにもおすすめです!
※寝屋子とは
中学校を卒業した男子が、両親の揃った家の一部屋を借りて5~10人程度で寝泊りをさせてもらう制度。