岩手県久慈市ロケハンツアーを実施！広域連携で近隣地域も視察

まず訪れたのは、岩手県の北北東にある【洋野町】。北三陸屈指の海水浴場である種市海浜公園から、豊かな緑に囲まれた高原地域など、海も山も堪能できる贅沢な場所です。

これには百武さんも「牧場と海など地形がコンパクトにまとまっていて、多彩な設定に対応出来る」と好評。
ひとつの地域で、様々なシーンをまとめ撮りできる、制作者にとってうれしいスポットであることを確認しました。

その後、久慈市へと移動し、「もぐらんぴあ水族館」に訪問しました。ここでは、久慈近郊の海洋生物を収蔵しているほか、『あまちゃん』で有名になった南部潜りやあまさんを間近で見られるショーも開催しています。
ここにしかないユニークな水族館に、一同はしばし夢中で観覧。

田中さんは「バラエティ・ドラマで使えると思う」と、
観光地としてだけではなく、ロケ候補地としての可能性を見出してくださいました。

 写真：もぐらんぴあ水族館

1日目の視察を終え、久慈市　遠藤譲一市長へ表敬訪問。

田中さんからは「ロケ受入れの体制が整っていて、制作隊もとても助かる」
百武さんは「近隣地域との連携が素晴らしい。」と
視察の感想と合わせて、体制面に対して絶賛の声を直接お伝えしていました。
遠藤市長も「これからも久慈市内の体制はもちろん、広域連携も引き続き強化していく」と熱意あるコメントがありました。

表敬訪問の後は、北三陸「あまちゃん」観光推進協議会のメンバーが集まり、田中さん・百武さんと意見交換を実施。
制作者の目で見た意見を聞き、思っていたこととのギャップを中心に話し合いました。

写真：遠藤市長との意見交換のようす

2日目の最初に訪れたのは、田野畑村にある「道の駅たのはた」＆「思惟創館」。

ここでは、田野畑村の交流地点として旬の野菜や村の特産品を購入できるだけでなく、「思惟創館」という古民家に泊まることもできます！
繊細な意匠の欄間、今では貴重な磨りガラスがはまった障子など昭和初期の趣をそのまま残しつつも、水回りは最新の設備を導入するなど、三陸の文化や歴史を快適に感じることができます。

この古民家施設には、参加されたお二方共に心を奪われたようで、
田中さん「思惟創館の設備が良かった」
百武さん「貸別荘は、軽井沢等のロケ別荘地に比べて金額面からみても部屋数からみても多様な使い方が出来る。」と、
ロケ場所としてお墨付きを頂きました。

普代村から野田村へ移動する際に使用したのは、岩手県の三陸海岸沿いを走る「三陸鉄道」。美しい海岸と、高山植物や広大な準平原地形など多彩な景観が移り行くさまに、自然と心が落ち着いていきました。

その景色の美しさは、もちろん撮影スポットとしての魅力を含んでおり、
田中さんは「海を臨む駅が良かった」
百武さんは「情報・バラエティ番組での紹介としては、GOOD。ゆるキャラ等多用できる。」と、具体的な撮り方をイメージしてくださいました。

写真：三陸鉄道

今回紹介した場所以外にも、多数の魅力的なロケーションを訪れました。

東京からのアクセスに時間はかかるものの、市や協議会が積極的に撮影サポートに励んでいるので、より良い作品になるよう、地域を跨いだ多種多様なロケ候補地に案内してくれます。
安心して、納得のいく作品を作りたい方は、是非三陸近辺に足を延ばしてみませんか？

参考スケジュール