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ホーム > ニュース > ロケ隊サポート情報(食・宿・地域ニュース) > 「2022年度ロケツーリズム協議会」第4回開催!

「2022年度ロケツーリズム協議会」第4回開催!

2022.12.05
2022年11月17日(木)にリーガロイヤルホテル東京にて、ロケなび!も事務局を務めます、第4回ロケツーリズム協議会が開催されました。
そもそも「ロケツーリズム協議会」とは、全国各地でロケツーリズムに取り組んでいる自治体や企業、ロケ地を探す制作者が集まり、ロケの受け入れや情報発信について学び、活用する組織です。
今回の「ロケツーリズム協議会」は、地域×制作者のマッチング大会があり、いつも以上の賑わいがありました。
参加者は総勢220名、うち首長11名、制作者45名が参加され、過去最大級の盛況でした。

■第一部 セミナー 13:00〜13:40(40分)

今回のセミナーでは主に、ロケを誘致するために近隣地域と連携することや、ロケ実績を効果的に発信する方法について、事例を交えてお伝えしました。

【地域の事例】
複数の自治体が参画したロケツーリズム組織を結成し、一体となってロケ誘致や情報発信について学んだことで、実績に繋がったことが挙げられていました。
 
◎昨年のマッチング大会をきっかけに進めていた、岐阜県岐阜市&飛騨市×ドラマ『最高のオバハン 中島ハルコ2』。岐阜県内で連携を図り、全面協力でロケが行われました。
 
【企業の事例】
作品の撮影地になったことを効果的に情報発信し、ファンに聖地巡礼として訪れてもらう方法が共有されました。

◎映画『月の満ち欠け』のロケ地になったリーガロイヤルホテル東京では、松竹宣伝部と、開示内容や活用方法について事前に確認。その結果、映画の公開を記念してコラボアフタヌーンティーを実施し、2か月で1400名分が即完売するほどの注目を集めました。
◎オリックスグループは以前のロケツーリズム協議会で、ドラマ『雪女と蟹を食う』のプロデューサーとマッチング!ホテルのスタッフ総動員で、撮影貸し出しや宿泊支援、エキストラやケータリングまで、徹底して撮影をサポートし、劇中に実名ホテルで登場しました。
結果、聖地巡りをするファンからの反響が拡大し、広告換算効果は約8000万円を超えました。

このように、地域・企業にとってはロケ地として優先的に選ばれ知名度向上や収益アップにつながること、制作者にとっては、魅力的なロケ地で正確かつ迅速な現場対応をしてもらえることと、「ロケツーリズム」のメリットは双方にあります。
そのメリットを最大限に生かすには、ロケが来て終わりではなく、情報発信やタイアップなど撮影後の活用が最も重要です。

このことは本セミナーを通じて一貫してお伝えしており、参加した方からも「ロケ受け入れ後の情報発信にもっと注力したいと思った」とのコメントを頂きました。


写真:セミナーの様子

■第二部 分科会 14:30~16:20(110分)

ここからは3つコースに分かれて、ワーキングを実施。

◎その中でも一番の目玉は、長崎県島原市や静岡県西伊豆町をはじめとした12人の首長と、TBS系、WOWOWなどに所属する45人の映像制作者による「マッチング大会」です。
自治体側は限られた時間の中で、ロケーションや協力体制の充実度を制作会社関係者に対してPR。映像制作者は自身の企画と照らし合わせ、積極的に質問を投げかけていました。
参加した映像制作者からは、「これほどの人数の首長と直接会って話せる機会は他にはない」と驚く人も。
「自治体だけでなく、制作者同士のつながりができる貴重な経験になった」と話す人もおり、本来の目的以外にも得られるものがあったようです。

◎2つ目のコースは、ロケツーリズムの基礎を学ぶ「ロケナビゲーターコース」。トラブルなく迅速にロケを受け入れたり、シーン写真を活用して宣伝をするための「ロケ受け入れの三種の神器」について伝授しました。

◎3つ目は、ロケ実績を観光振興・企業のブランディングにつなげるための権利処理を学ぶ「ロケエディターコ―ス」。三種の神器を踏まえて、ロケ地マップや看板など観光誘客のためのツールについて学んだり、ディレクターやロケサービス側の心理を考えた上で権利処理の模擬交渉を行いました。

参加者からは、「ロケの前、ロケハン、ロケ中の役割に関する三種の神器を活用する大切さを学んだ」「これからは町民を巻き込んだ活動をしていきたい」との感想をいただきました。


写真:マッチング大会の様子

■第三部 まとめ 16:30~17:30(60分)

■名刺交換会 17:40~19:40(120分)

セミナーと分科会のあとは、お食事つきの名刺交換会。
マッチング大会やセミナー内では伝えきれなった内容を、じっくりと情報交換できる場です。

それぞれの自治体・企業はロケ地マップや観光マップ、資料を持ち寄り、各自の魅力について熱弁。制作者も、見たことのない穴場ロケ地について興味深く聞いたり、現在受け持っている作品のストーリーを伝え、イメージに合うロケ地を尋ねるなど、会場は大盛り上がりでした。

写真:首長・制作者の皆様

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