今年度は、岐阜県飛騨市のロケハンツアーを2024年7月9日(火)・10日(水)と2024年10月1日(火)・2日(水)の全2回実施しました。
1回目は、映像制作者の川田亮プロデューサー、田中健太プロデューサー、2回目は、吉村知己プロデューサー、和田大輔プロデューサーに参加いただきました!
既にロケ実績のある施設から、飛騨が誇る美しい街並みまで、飛騨が存分に伝わるロケハンツアーとなりました♪
当日の様子を、ロケなび!でご紹介します!
今回の旅程
今年度のロケハンツアーでは、全2回、計4日間にわたって下記施設を視察しました。飛騨をたっぷり堪能できる、盛りだくさんな内容でした!
【1回目】
①神岡振興事務所(応接室や議場、図書館など)
②神岡市街地
・西里商店街
・奥飛騨温泉口駅
・神岡城
・花街
③古川市街地
・瀬戸川
・本光寺
④数河地区
・神社
・廃墟ドライブイン
・別荘地区
⑤切り株
⑥畦畑公民館(元小学校)
⑦宮川種蔵地区
▼2日目は制作者のリクエストで、廃墟や大きな切り株を探して回りました。
【2回目】
①神岡振興事務所(応接室や議場、図書館など)
②神岡市街地
・西里商店街
・奥飛騨温泉口駅
・神岡城
・花街
③旧神岡鉄道(ガッタンゴー)
④古川市街地
・飛騨古川まつり会館
・酒造
・今宮橋
・瀬戸川
・本光寺
⑥安峰山展望台
⑦宮川種蔵地区
▼文化・芸能が知りたいということで、飛騨古川まつり会館で「古川祭」の映像を観たり、情報交換を行いました。
ここからは、制作者の皆様に好評だった施設を中心にご紹介します!
7月9日・10日(1回目)ロケハンツアー
7月9日・10日(1回目)のロケハンツアーで好評だった施設を3つ抜粋してご紹介します!
まず1つ目は「神岡振興事務所」。
自然豊かな奥飛騨の地に町の中心施設として建てられた旧神岡町役場(現・神岡振興事務所)は、近未来的な外観を持った建物です。
旧役所ということもあり、町長室や応接間、議場など現在は使用していないスペースが使いたい放題です。1階に図書館もあります。
議場はコンパクトにまとまりつつ、ちょっと加工すれば未だに近未来的な設定で使用ができそうな雰囲気だった。(川田さん)
政治家の出演する映画などで使用できそう。(田中さん)
との声も頂きました。
2つ目は「飛騨古川の街並み」。
季節の移り変わりとともに異なる顔を見せる、観光地としても人気のまちです。
1,000匹あまりの鯉が泳ぐ「瀬戸川」は、そのしっとりとした風情と、情緒豊かな景観で城下町飛騨古川の顔ともいうべく人気のメインスポットです。
白壁と鯉が泳ぐ瀬戸川用水の風景や、市内を流れる河川で鮎釣りをする人々の風景は印象的でした!(川田さん)
”飛騨だからこそ”撮れる街並みは、わざわざ足を延ばして訪れる価値アリ♪
3つ目は、「菅生稲荷神社」や「その周辺の別荘地区」。
鬱蒼とした森の中に現れる赤い鳥居は、神秘的な雰囲気を醸し出しています。その周辺にある別荘地にも案内。廃墟を探したいという要望でルートに急遽追加しました。
通常はあまり見せたがらないところを一つの特徴として案内くださって面白かった。外観だけでも撮らせてもらえるのであれば廃墟の風景として扱えると思った。(川田さん)
オリジナルのホラー映画で舞台として設定する場合、素晴らしいロケ地です。(田中さん)
と、ロケ誘致だけでなく、地域活性化やシビックプライド醸成にもつながるかも!?とのアドバイスも頂きました。
10月1日・2日(2回目)ロケハンツアー
次は、10月1日・2日(2回目)のロケハンツアーで好評だった施設を3つ抜粋!
まず1つ目は「神岡市街地」。
神岡エリアは、鉱山の街として昭和初期に隆盛した町です。市街地には、時代を感じさせる昭和レトロな街並みが広がります。
自然豊かで、四季折々の美しい風景をバックにしたロケーションも魅力です。
花街を丸ごと借用できる、かつ地面に砂を敷けるようになれば花街から大津神社、千歳橋、月見橋、三本橋から船津座にかけてのエリアは撮影隊にとってかなり魅力的になるのではないか。(和田)
と、制作者の方から好評の声もいただきました。
2つ目は「旧神岡鉄道(ガッタンゴー)」。
廃線となった神岡鉄道の線路を利用して、自転車のように走行できる人気のアクティビティ。
車両も貸し出ししており、ダイヤに関係なく走らせられ、車内のシーン、駅発着のシーンなど撮影可能です。
山々に囲まれた風景やトンネル内のシーンはまさにここでしか撮れない画。
線路では通常できない撮影方法ができるのはメリットだと思います。(吉村)
日本有数の線路ロケ地ではないか。自分の知る限りこれほど自由度の高い線路は思いつかない。間違いなく神岡の財産だと感じた。川沿いやトンネル、渓谷を走る地形も素晴らしい。(和田)
3つ目は「宮川種蔵地区」。
石積造りの棚田が残り、板倉(木造の蔵)が点在する里山の風景が魅力の飛騨市宮川町の種蔵地区。
「日本の原風景」ともいわれる景色が魅力的な集落です。
巨大なオープンセットとして全体的に設計できると何かが生まれるかも・・・。(吉村)
地区の規模は小さかったが、木蔵など面白い建物が残っていた。主人公あるいは主人公の友人のひとりが住む集落などにはできそう。(和田)
との声をいただきました!
まとめ
岐阜県飛騨市を制作者の皆さんとともに巡った今回のロケハンツアー。
日本の原風景と言われる飛騨市の魅力を改めて知るとともに、ロケ地としての新たな可能性を見出すことができました!
「撮影はいつでもご相談ください!!」と担当の竹田さん、中村さんから心強いコメント。
ここでしか撮影できない風景を求めて、飛騨市を訪れてみては?
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