映像専門学校の3年生の時、仕切り役を任されたのですが、講師の方に認めてもらえたのか「君は学校に来るよりも現場に行った方がいいよ!」と言われて。たまたま講師の方が大船撮影所で助監督をされていて、そのつながりで気付いたら大船の現場にいたという感じです。学生の時だったので「飯は食わせてやる」と言われ、一本目の仕事はタダ働きでしたね(笑)。 現場が楽しかったので学校には戻らずそのまま大船にいました。一年くらいいたのですが、新人にしては生意気な制作進行助手だったと思います(笑)。 その後はアルバイトをしたりちょっと現場から離れていたのですが、フジTV系列ドラマ『抱きしめたい! I WANNA HOLD YOUR HAND』を見ていたら、音響助手をやっている友人が“ウチトラ”(内輪のエキストラ)で出ていたんですね! その後偶然その友人と会いまして「何か仕事紹介して欲しい」とお願いしたら、ドラマの進行を探しているという話をもらい月9の『君が嘘をついた』という作品の進行を担当させてもらったのです。そこからですね、連続ドラマに関わるようになったのは。 その後、『愛しあってるかい!』(これも月9)というドラマの時に体調を崩して入院したのですが、その時ありがたいことにアベクカンパニーの楠田さんから「うちに来ないか?」とお誘いいただいて、19年在籍させていただき、つい最近フリーになりました。