プロデューサーインタビュー／株式会社東阪企画　内丸摂子さん

2007年～のフジテレビのスペシャルドラマ「裸の大将シリーズ」は
全国各地にお世話になりました。中でも宮崎県と熊本県が印象深いです。

宮崎県では、撮影の受け入れ体制の下地を県が作って下さり、
そこから各市町村に繋いでいただいたので、各地の協力体制がとても良かったです。
中でも日南市は、ロケバスが到着する朝早い時間にすでに撮影用に交通整理がされており、
スタッフもキャストも感動しました。
熊本県では、ある場所が撮影許可が下りず困っており山鹿市長に相談したところ、
なんと知事から直接私の携帯に電話をいただき、その迅速さと対応力に驚きました。
おかげさまで撮影できることになり感謝しております。
また、エキストラが遠路からも集まっていただき、本当に助かりました。
熊本が、地震から一日も早く復興されることを願ってます。

なるべく地元の人にエキストラに出ていただくことです！
協力していただいた地元の人が、作品を愛してくれるように心がけています。
でも、映ってないこともありますが(笑)　もちろん、映らないかもとは伝えてます！
あとは、地元担当者とのコミュニケーションを大事にしています。
スタッフキャストにできるだけ紹介し、時にはみんなで一緒にお酒も飲みます（笑）
制作側のことを知ってもらいたいですし、地元の方を私たちも知ることで
撮影もスムーズになると思ってます。

先日、ＴＢＳ「がっちりマンデー」を見ていたら、「ロケなび！」が特集されてましたね。
マニュアルすごいですね。これがあれば制作側もスムーズに撮影できるし、
地元側も宣伝につながる交渉がどのタイミングで誰に話せばいいかわかるので、
お互いがいい形になりますよね。
入りたてのスタッフにも、組織図や業界用語は使えそうです(笑)

ロケなび！編集部： ありがとうございます。マニュアルを使いながら、お互いメリットがあるように日々体制を整えています。