
宮城県登米(トメ)市は名前のとおり米どころですが、郷土料理はまさかの小麦粉料理「はっと」。
100年フードにも認定されています。
「はっと」は、小麦粉を水で練って熟成させたものを薄くのばしたすいとんのようなもの。
モチモチツルツルな食感はやみつき間違いなし。
スタンダードはしょうゆ仕立ての汁物、変わり種はカレー風味にしたり、宮城名物「ずんだ」とあえてスイーツにすることも。
かつては米作りがおろそかになることを恐れて殿様が「ご法度」にしたとかいないとか…
その「はっと」の種類・味の日本一を決める「日本一はっとフェスティバル」が例年12月頃に行われること、そもそも汁物料理なので、「はっと」は冬の食べ物と思われていますが、小麦の収穫時期が夏なので、本来は夏の食べ物!
夏に、登米市の郷土料理「はっと」を食べて、おいしさにハッとしてください。
ちなみに8月10日は、はっとのボディで出来ている登米市観光PRキャラクターのはっとンの誕生日でもあります。