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制作者インタビュー

制作部

2018.09.26

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制作者インタビュー石井誠さん

フリーランス制作部 

石井誠さん

<作品実績>

大河ドラマ【利家とまつ】

ドラマ【仮面ライダー鎧武/ガイブ】

映画【砂時計】

~制作部を10年以上ご経験されている石井さんに、現場にまつわるお話を伺いました。~
最近はウルトラマンの撮影でも使われたという、ドローン撮影について教えてください。

実はドローン撮影って仮面ライダーとか戦隊モノはガンガン使っていたんですよ。ノウハウは持っているんですよね、初期の段階から。円谷さんでは使ったことないんですけど、最近もドローン業者と打合せをして、手探りでやっていますね。もともとはグレーだったんですけど、ドローン少年が悪さをして問題になってしまったので(笑)許可制で、お墨付きの業者は1年間、基本的にはどこでも飛ばせるみたいです。一方で空は飛ばせても、地上の安全確保をしないといけない。地権者がOKを出すかどうかというのがやはりグレーですね。原則飛ばせるはずなんだけど、東京都内では難しいですね。私有地だったらできそうです。
しかも最近でいうと、カメラをぶら下げるだけではなく、LEDのライトもぶら下げられる。
某ロックバンドのPVもドローン使ったみたいですけど、かっこよかったですね。
例えば夜間撮影やるとき、人が歩いている絵を真上から撮ったりとか、ライト自体も自由に動かせるから、影を作れる。影を動かして撮るのもかっこいいですね。ドローン業者にデモフライト見せてもらったんですけど、すごいですよ。

ウルトラマンシリーズに携わって1年位とのことですが、石井さんが制作の道に入ったきっかけは何だったのでしょうか?

有難いことに、大学は海外の大学に行っていたんです。ただ日本に帰ってきて就活しようと思ったら丁度就職氷河期。就職浪人して2年目に映画の制作会社にハガキを出したんですよ。そしたら「採用募集していません」という手紙が来たのですが、自分も開き直って、「入りたいんですけど」と手紙を出し返しました。3~4回の手紙のやり取りをしたら、「会社に来なよ」という話になり、六本木のオフィスビルに行ったんです。するとついた先は屋上、そこにプレハブ小屋が立っていて、そこにいたのがプロデューサー兼社長だったんですよね。そこで「しつこくはがき出してきて珍しいね、2本映画作っているんだけど、やってみる?」というところから、制作の世界に入りました。

制作部として10年以上のキャリアを積まれていますが、ロケ地はどのように探されていますか?

色々ありますが、縁という要素も大切にしています。ある人物について書かれた記事を読んだことが、あとから施設の交渉の際に効いてきて、貸してくれることになったということもありました。基本的にはインターネットが情報の洪水だから、ネットで探しますが、2~3日リサーチしてでてこなかったら外に飛び出しちゃいます。1人で運転してても、無ければ早々に家に帰っちゃう。だらだらやってても意味ないなと思うので、風呂入って、美味しいもの食べて、家でゲームするんです。(ロケ場所のことを)考えながら。そんな時たまに頭の豆電球がひらめくときがある。これが大切だと思うんですよね。

石井さんほどロケ地の知識があると、ロケなび!を使う必要は減ってくるものでしょうか?

言い方が悪いですけど、(ロケなび!掲載施設は)話が早いので、瞬殺できるという点が助かっています。通常ですと台本の骨子を持って行って、撮影受入れを検討してもらうという手順を踏みますが、(ロケなび!掲載施設の場合は)1回か2回の交渉で話をつけてしまえる。撮影を積極的に受け入れてくれるところが多いので助かっています。

石井さんから見た、ロケなび!の課題はありますか?

ぶっちゃけ話をすると、ロケなび!物件というのが業界内でカテゴリーがあると思う。新しい施設を探すことを新規開拓って言うのですが、人によっては、ロケなび!に載っている物件を最初から出すな(足で探してこい)という話が出ることも稀にあるんです。でも自分はすごい疑問に思っている。台本が違うということは世界観が違う。その台本のそのシークエンスに当てはまれば、どこでもいじゃないかと思うんですよね。

 

貴重なお話を、ありがとうございました!

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