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監督インタビュー

2016.12.05

陣内孝則9年ぶりの監督作品は全編足利で撮った“メイド・イン・足利”の映画

映画監督陣内孝則

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  • ――全編足利で撮った“メイド・イン・足利”の映画になりました

     人生の節目をテーマにした、笑って泣ける作品を作りたかったんです。最初は(脚本家の)喜安浩平さんと一緒に舞台を企画していたのですが、紆余曲折あって「2人で映画を作ろうか!」という話になりました。撮影は全編、栃木県足利市で行っています。“メイド・イン・足利”映画です(笑)。“映像のまち”というだけあって街全体がとても協力的で、実際に僕達が撮りたいものも全部揃っている。

     

     第1話の「葬式」の式場は地元の松村記念館、第2話「見合い」の木南晴夏ちゃんの部屋は足利商工会議所の地下で撮っています。ちなみに第4話「出産」の父親役の柳葉敏郎さんを車中でキレさせるラブホテルは、ロケハンで偶然見つけた場所。そんな風に、現場のひらめきで急にロケ場所が決まったり、演出プランが変わることも多かったです。

     あと、商工会議所には(舞台になった)NHK大河ドラマ「太平記」のポスターが貼られていて、若き日の僕とギバちゃんと大地康雄さんが写っていたんです。あれを見た瞬間「俺たち足利に呼ばれてたのかもな」と運命を感じました(笑)。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    ――
  • ――音楽とダンスで彩る華やかな結婚式

     第4話「誕生」では東武鉄道野州山辺駅をはじめ渡良瀬川周辺の風景が映る。

    「怒っているギバちゃんが駅前でポツンと立ち尽くす画が欲しくてロケ地に即決でした(笑)。車中の会話シーンはブルーバックで撮ったのでですが、合成とは思えないほど足利の風景がリアルになじんでいます」

    ――音楽とダンスで彩る華やかな結婚式

     第5話「結婚」は音楽やダンスなど監督の真骨頂ともいえる華やかな演出がてんこ盛り。「地元のエキストラにもご協力頂き、2つの式場で一・二次会毎に撮影しています。元カップルの2人が式場のオブジェから吹き出す水と炎に合わせて罵り合うシーンはワンカット一発撮りなんです」

  • ――個人宅を借り切ってドローン撮影

     「広い庭と縁側がまさに理想通り!」と監督を喜ばせたのが、第3話「成人」の舞台一軒家。実は足利市職員の住まいで、広い敷地を利用してドローンを飛ばしての俯瞰撮影も行われた。「(中井)貴一さんは本当に細やか。コーヒーを淹れる仕草などカメラに映らない部分もきっちり芝居をしてくれるので、映らない予定だったシーンも追加で撮影しました。木村さんもたくましいお母さん役を楽しんで演じてくれました」

    ――食の力に助けられた暑い日の撮影

     「役者のみんなと食べに行ったうなぎ、おいしかったな。」と監督が語ってくれたのはロケ現場で食べられたグルメ。

    暑い日の撮影だったので冷たいグルメや差し入れに非常に助けられたそうだ。「現場で食べたロケ弁はもちろんおいしかったですが、差し入れが嬉しかったな。かき氷、きゅうりの浅漬け、スイカ・・・暑い日だったから食に支えられました。」

     

     

映画『幸福のアリバイ~Picture~』

(STORY)

ヤクザの葬式とは知らずにやってきた葬儀屋(佐藤二朗)と、遺言で揉める遺族をとりなそうとする故人の友人(大地康雄)。好条件の見合いに目がくらむ適齢期の女(木南晴夏)と、タイミング悪く浮気がバレた同棲相手の男(山崎樹範)。奇抜な特攻服で成人式に向かう息子を力ずくで止める母(木村多江)と、その様子をどこかのんびり見守る父(中井貴一)。陣痛中の妻のもとに駆けつけようとする夫に当たり散らす義父(柳葉敏郎)。人生の節目となる冠婚葬祭の場で繰り広げられる人間模様、それぞれの幸せの形とは…?

 

監督・原案:陣内孝則 脚本:喜安浩平 

出演:中井貴一、柳葉敏郎、大地康雄、山﨑樹範、木南晴夏、渡辺大、佐藤二朗、木村多江、他

11月18日(金)より全国公開

©2016「幸福のアリバイ~Picture~」製作委員会

 

陣内孝則 (じんない・たかのり)監督

1958年生まれ。福岡県出身。80年ロックバンド“ザ・ロッカーズ”のボーカルとしてデビュー。その後、ドラマ、舞台、映画など俳優としても活躍の場を広げる。03年、自らのバンド活動を描いた『ロッカーズ』で長編映画監督としてデビュー。『幸福のアリバイ~Picture~』 は、07年公開の『スマイル~聖夜の奇跡~』以来9年ぶり、3作目の監督作となる。

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