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ホーム > 映像関係者の声 > 制作者インタビュー > ロケ受け入れ施設に必要な事とは!

ロケ受け入れ施設に必要な事とは!

2013.11.19
制作部
監督
髙橋 康進 さん
代表的な作品
映画『008』【全力映画2013】
2013年12月7日(土)~27日(金)
「新宿K’s cinema」にて上映
公式サイト: http://zen-ryoku-eiga.com
Q
ロケなび!はスケジュールが無い時など、とても重宝させてもらってます。
我々制作部としてロケなび!施設に求めるのは、
「ロケ地を決めるのは、ビジュアルや条件だけではない!」という事ですね!
最終的な決定権者である監督の中には、見た目のビジュアルよりも、
そのロケ地のコンセプトや理念などを重視される方も多いんです。

例えば、歴史を感じられる場所をなどを探している時、
見た目がいくら古くても、そこが本当に歴史があるかどうかなど、
目に見えない部分にこだわる監督も少なくないのです。
以前担当していた日本テレビ【神の雫】というドラマで、
『高級感のあるイタリアンレストラン』という設定がありました。
広くて近くて、撮影慣れしているイタリアンレストランはたくさんあったのですが、
この時は、あえて有楽町にある《COVA東京》に決めさせて頂きました。
というのは『創業約200年』『イタリア首相も立ち寄る店』
『一流ブランドのパーティーも手がけている』など、
COVA東京そのものが本来もっているブランド感が、作品の設定とマッチし、
そのこだわりが監督の決めてとなり、COVA東京で撮影させて頂きました。

なので、ロケなび!に掲載している施設は、
《広い》《安い》《慣れている》とかだけではなく、
その施設が本来持っている目的やコンセプト、何のためにロケを誘致してるのか?など、
事前に明確に伝えてくれると、こちらとしても監督にプレゼンしやすいですね!

また、そういう施設のほうが、作品としても色々とタイアップ協力など、
してあげられる事が明確だし、お互いが良い思いをする事ができますし!
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