MENUCLOSE
掲載のご依頼 メルマガ登録 制作会社様へ お気に入りリスト よくあるご質問
会員登録 ログイン
ホーム > 映像関係者の声 > 制作者インタビュー > トップランナーインタビュー~森安彩さん~プロデューサーへの道(2)

トップランナーインタビュー~森安彩さん~プロデューサーへの道(2)

2013.11.08
プロデュース部
株式会社共同テレビジョン プロデューサー
森安彩 さん
代表的な作品
ドラマ『赤い糸』『アタシんちの男子』、『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』、『絶対零度~未解決事件特命捜査~』、『パーフェクト・リポート』など
Qこつこつと現場での経験を積みながら、APからプロデューサーになられたと思うのですが、その過程でターニングポイントとなった出来事はありますか?
プロデューサーへの過程は、どれだけの作品や現場の数をこなしたかということが大事だと思います。現場での経験を積んでいくことで、先手を打ちながら、冷静にスケジュールを回せるようになります。それと、一人で全ての仕事をこなすことは、どんなにベテランになっても無理なので、他のスタッフに協力してもらえるように関係を作っていくことも大事なこと。
それらができるようになった時に、台本や監督の演出に興味を持つ余裕が出てきました。私の場合、そのタイミングで先輩プロデューサーに本の読み方を教えてもらって、どんどん台本作りの提案をするようになりました。100くらい質問や提案をし続けて、やっと1つ採用してもらえたときに、初めてクリエイティブ面で手応えを感じられてうれしかったことを覚えています。
Q制作の現場は男性が多いと思うのですが、女性ということで苦労されたことはありますか?
女性ということでなめられることはありましたが、それほど気にしたことはないですね。
実際は女性だから苦労することよりも、女性だからこその細やかさや気配りが現場で発揮できて良かったと思うことの方が多いです。あと、女性の方が男性よりもキャラが立つので、居場所を作りやすいような気がします。何事もそうだと思うんですけど、足りない部分があれば、補うように努力することが大切だと思います。
Q今プロデューサーを目指して現場で奮闘している方々に何かメッセージをいただけますか?
プロデューサーの仕事は現場の総合責任者なので、視聴者の目線や制作の目線などあらゆる角度から作品を見て、撮影を行い、できた作品を編集、納品、さらにそれをどうPRするかというところまで考えなくてはなりません。そのためにも、とにかく現場の数をきちんとこなしてきた土台が必要。才能よりも、99の努力とまわりの協力の上になりたつ仕事ですね。努力しない人には難しいと思います。
撮影に協力的な企業・地域を
無料で紹介!
宣伝やイメージアップを目的とした、撮影に積極的な企業・施設のみ掲載しているため、
最も大変な最初の撮影許可交渉が不要で、時間短縮やコストカットにつながります。