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制作者インタビュー

制作部

2018.05.30

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制作の楽しさとロケ地について

フリーランス 制作部

樋掛浩晃さん

<作品実績>

映画『劇場版 超星艦隊セイザーX 戦え!星の戦士たち』、『容疑者Xの献身』、ドラマ『会社は学校じゃねぇんだよ』

制作の道に進んだきっかけはありますか?

15年前に専門学校在学中にとにかく制作現場に関わりたくて、一番最初はバラエティー番組とかのカメアシをやっていました。ただそのうちに制作志望だとばれて編集を紹介され、プロデューサー、監督に紹介して頂き、東宝の特撮ヒーローものの『超星神グランセイザー』に呼んで頂いたがスタートです。

今はどんなお仕事をされていますか?

仕事としてはロケ地探して、段取りして、撮影してということですが、逆に言うと「残り全部」です(笑)撮影現場で監督が演出し、撮影部は撮影し、録音部は録音し、照明部が照らして、ヘアメイクはメイクするのですが、その各専門職からあぶれた部分のほとんどが仕事になります。

大変そうに聞こえますが、樋掛さんにとって仕事の楽しさとはなんですか?

映画好き、ドラマ好きというのは当たり前ですが、見るよりも作る方が楽しいです。

あるとき若い衆で車座になって話していた時に、特技監督をされていた川北紘一さんから、「映画なんか見てどうするんだ、作るんだよ。作る方が何倍も楽しいんだ」と言われたことをいまだに覚えています。

作る楽しさとはなんですか?

まずは台本をカタチにしていくことですが、最近では台本すらない状況で呼ばれるケース、も多々あります。その中で企画書ペラしかないものを立体に起こしていくということをやります。例えば主人公が会社勤めという設定があれば、どんな会社かな?高層階?規模は?とイメージを起こしていきます。この作業が楽しいです。監督の中には、自分で答えを持っているという人もいれば、自分だけのイメージだと制限されてしまうので、どんどん提案してほしいという監督もいます。どちらの状況でも物語が起き上がってくるのに参加するのは楽しいです。

ただ考えないといけないのは、設定や条件にはまるかということです。お芝居のイメージはもちろん撮影利用上での制約を守りながら撮影が平和に終えられるか、例えば、オフィスであれば、主人公はこの席、部長はこの席、台本として成立するかな?ということを考える必要があります。

ロケをしやすい施設、しにくい施設にどんな違いがありますか?

2つポイントがあります。一つは前例のないケースを「前例がない」と片付けないでほしいということです。撮影は毎回違う設定で問合せが来ると思いますが、ただ「前例がないことをやった前例」というのはいくらでもあるかと思います。ロケなび!の掲載施設では言われることはあまり言われたことがありませんが、ロケ場所を探している中で言われることがあります。

二つ目は、ダメなことをダメとちゃんと言ってほしいということです。時間をかけて交渉していたのに、直前になってダメと言われて困るがあります。ダメなことをダメと言えない担当者もいたりしますが、直前になってダメと言われるのが一番困ります。

あといつも心に留めて挑んでいることですが、中野区にあるとある商店街の撮影の申込書に書いてあるのですよ、「お互いにまたお願いしますと言い合える関係で終わりましょう」と。ここにチェックつけないと撮影できないのです。

撮影する側も、される側もお互いに気持ち良く終われる関係が出来ると良いですよね。

貴重なお話を、ありがとうございました。

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