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プロデューサーインタビュー

2017.04.18

まちがいなく命を削って作った真剣勝負の作品/坂プロデューサーが見た木村拓哉の役者魂

プロデューサー

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  • ――数多くの三池監督作品に携わる坂美佐子プロデューサー。坂プロデューサーが撮影現場で感じたことをお聞かせください。

     無限の命を手に入れた万次を熱演した木村拓哉さん。過去に右目を斬られ、独眼となった万次を演じるため、特殊メイクで右目を閉じた状態で激しい殺陣に挑みました。「安全のために、つぶすのは効き目の右目じゃなく、左目にしてほしい」と何度もお願いしたのですが、木村さんは絶対に『うん』とは言いませんでした。それは木村さんの原作へのリスペクトであり、その真摯な姿勢はさすがでした。

    ――話題となっている木村拓哉×三池崇史のタッグ。三池組ならでは、と呼ばれるものはありますか?

     衣装合わせが何度もあるのが、三池組の特徴なんです。そこで監督とキャストが話し合いを重ねることで、それぞれのキャラクターの深みが増していきます。木村さんもいろいろとアイデアを出されていましたので、撮影現場に入られたときには、すでに完璧に万次さんでした。

  • ――ロケ地に関してお話聞かせてください。

     今回の撮影は約3か月間、京都をメインに行いました。それはスタッフが揃っているからです。東京のスタッフに番傘が必要と言っても、それを探すのに時間がかかってしまうけど、京都なら5分で出てきますからね。あと、京都には滋賀も含めてお寺や神社の数が多いのと、車で30分ほど走れば、ロケに適した場所がたくさんあるんですよね。私たちの仕事は日の出、日の入りをはじめ、時間勝負なところがありますから、移動に時間をかけることはできません。なので、京都の存在は本当に助かっています。

    ――そしてメイン舞台は時代劇の聖地で撮影されたと聞きましたが、そのこだわりは?

     万次と天津影久の戦いへと転じていくラストシーンをはじめ、メインの舞台が撮影されたのは、京都・奥嵯峨にある通称“酵素”と呼ばれる大覚寺近くの時代劇の聖地。「時代劇といえば“ここ”といえる場所。そこにあれだけ長期間に渡って大掛かりなセットを建てたのは今回が初めてだと思います。

  • ――最後に作品の見どころを教えてください

     この作品はアクションというだけじゃなく、ファンタジーの要素もあり、それが大きな強みになると思いました。生きるうえでの“命”をテーマにしていて、そこに真正面から切り込んだ作品です。激しい殺陣もあり、まぎれもなく命を削って作った真剣勝負の作品だと思っています。そして、そういった私たちの思いがスクリーンからも伝わると思います。バイオレンスが苦手な人にも楽しんでいただけるように考慮していますので、ぜひ多くの方に観ていただきたいです。

    ――ありがとうございました。

映画『無限の住人』

(STORY)

かつて100人斬りと恐れられた伝説の人斬り・万次(木村拓哉)。罠にハメられ、妹の命を守り切れなかった彼は、謎の老婆に無理やり永遠の命を与えられ、斬られた傷も勝手に再生し、死にたくても死ねない<無限の体>を手にする。永遠の時をただ孤独に生きるだけの万次だったが、どこか妹に似ている凜(杉咲花)との出会いが彼を変えることに。天津影久(福士蒼汰)率いる剣客集団に親を殺されたという凜から仇討の助っ人を頼まれた万次は、無限の命を使って凜の用心棒となることを決意し、壮絶な戦いに身を投じていく。

 

監督:三池崇史 

原作:沙村広明 「無限の住人」(講談社『アフタヌーン』所載)

出演:木村拓哉、杉咲花、福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香、北村一輝、栗山千明、満島真之介、金子賢、山本陽子、市川海老蔵、田中泯、山﨑努 ほか

4月29日(土)全国ロードショー

(C)沙村広明/講談社 (C)2017映画「無限の住人」製作委員会

 

坂美佐子(さか・みさこ)プロデューサー

静岡県浜松市出身。株式会社オー・エル・エム及び株式会社オー・エル・エム・デジタルの取締役。『一命』(11)、『悪の教典』(12)、『土竜(モグラ)の唄』シリーズ(14・16)など数多くの三池崇史作品でプロデューサーを務める。このほか『ルドルフとイッパイアッテナ』(16)なども担当。

 

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